ボート会場 埼玉県も名乗り「彩湖で受け入れ用意」[2016/10/15 01:19]

 埼玉県の上田知事は、県内にある「彩湖」を2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー会場として受け入れる用意があることを表明しました。

 東京都の小池知事は14日の記者会見で、ボート・カヌー会場の移転先として選手らから名前が挙がっている埼玉県の彩湖に関する質問を受け、「埼玉県から熱い要請はいまだ聞いていない」などと述べました。この会見の後、埼玉県の上田知事がコメントを発表し、自身が組織委員会の顧問に就任しているため「彩湖への誘致を自粛していた」としたうえで、「彩湖で受け入れる用意がある」と表明しました。彩湖は荒川が増水した際に下流への水量を抑えるため、一時的に水をためる調節池としての役割があるため、競技会場には適さないとの指摘もあります。

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