地球24周分航行…巡視船「かとり」最後の雄姿公開[2016/10/15 17:52]

 36年間にわたって日本の海を守ってきた海上保安庁の巡視船「かとり」が今月で役目を終えることになり、最後の一般公開が行われました。

 銚子海上保安部所属の巡視船「かとり」は1980年から36年間、銚子港を母港として領海の監視などにあたり、最近では東日本大震災の救援や尖閣諸島の警備などを行いました。これまでに航行した距離は地球24周分で、老朽化が進んだことから、今月で退役することになりました。
 訪れた人:「もっと乗りたかったね。楽しかったね」「本当に、ごくろうさまでした」
 最後の一般公開では、地元の子どもたちがかとりの長年の活躍に感謝を込めて、船長に花束を贈りました。訪れた人たちは、写真を撮ったりして別れを惜しんでいました。年度内には、新しい船がかとりとして任務にあたる予定です。

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