研究チームが西之島へ出発 噴火後初の上陸へ[2016/10/17 05:56]

 3年前から始まった噴火で島が拡大した小笠原諸島の西之島で、噴火後に初めて上陸して調査を行うため、研究チームが出発しました。

 2013年11月から噴火活動が続いていた西之島では去年11月以降、新たな溶岩の流出は確認されていません。横須賀港を出発した東京大学を中心とした専門家チームは噴火後に初めて上陸し、噴出物や海鳥の生態などを調べるほか、地震計も設置します。
 チームリーダー・武尾実東大教授:「西之島がどうして2年間も噴火を続けたのか、今後の活動がどうなるのか、きちんとモニターできるような形のものをつくっていきたい」
 噴火で新しくできた島での調査は国際的にも珍しく、注目されています。

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