落語で“オレオレ詐欺”再現!高齢者に注意呼びかけ[2016/10/19 11:05]

 お年寄りにもなじみの深い落語を通して高齢者にオレオレ詐欺への注意を呼び掛けようと、東京・杉並区で落語家を招いての防犯イベントが開かれました。

 イベントには高齢者を中心に約450人の区民が参加しました。落語家の立川平林さんらが巧みな話術でオレオレ詐欺にだまされた人の心理を紹介し、誰もが被害に遭う可能性があると注意を促しました。警視庁によりますと、今年に入ってから東京都内のオレオレ詐欺の被害は1006件で、被害額は29億3000万円に上ります。そのうちの7割で「かばんをなくした」という文言が犯人の言葉に含まれていました。特に高齢者が被害に遭うケースが多く、警視庁は大切な財産を守るために面識のない人には絶対に現金を渡さないよう呼び掛けています。

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