噴火から3年の「西之島」 測量船「昭洋」が調査へ[2016/10/22 11:56]

 海底火山の噴火によって拡大した小笠原諸島の西之島を調査するため、海上保安庁の測量船が東京・お台場から出港しました。

 西之島は2013年11月に海底火山が噴火し、流れ出た溶岩によって島の大きさが噴火前の約12倍に拡大しました。その後、火山活動が低下したことから、西之島周辺の海底や海岸は上陸して詳しく調べるため、西之島に向けて測量船「昭洋」が出港しました。噴火後、海上保安庁が上陸するのは初めてです。今回の調査で日本の領海が山手線の内側よりも少し広い約70平方キロメートル広がることが見込まれています。

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