続く余震に不審車両の目撃情報も 住民に不安広がる[2016/10/22 16:34]

 鳥取県で最大震度6弱を観測した地震から一夜、住民が避難した住宅街では心配な情報も寄せられています。震度5強を観測した鳥取県三朝町から報告です。

 (斎藤康貴アナウンサー報告)
 22日も午前中からドーンという地鳴りのような音とともに余震が何度もあり、身構えてしまう緊張状態が続いています。三朝町のなかでも一番、被害が大きかったと言われている大瀬地区では、住宅の瓦屋根が多くの家で剥がれ落ちてしまっています。23日の予報が雨ということもあり、雨漏りをしないようにブルーシートで応急処置を行っています。ただ、そのブルーシートが足りず、22日午前中に町役場でブルーシートを配った時も、すぐになくなってしまったということです。
 そして、もう一つ心配な情報です。ナンバープレートを隠した不審な車が三朝町大瀬地区の辺りをずっと徘徊(はいかい)しているということです。地元の消防団や警察が車で回って地元の人々に情報を呼び掛けていました。この後、余震がまたあるかもしれない、そして不審な車の情報もあるということで、住民にとっては眠れない夜が続きそうです。

こちらも読まれています