青梅市でクマに飲食店荒らされる 猟友会が射殺[2016/10/23 00:45]

 東京・青梅市で21日にクマにより飲食店が荒らされる被害があり、22日になって地元の猟友会などが店の近くを捜索したところ、ツキノワグマを見つけて射殺しました。

 21日午後2時ごろ、青梅市二俣尾の飲食店から「朝、出勤したら厨房(ちゅうぼう)をクマに荒らされていた」と青梅市役所に連絡がありました。市役所などによりますと、地元の猟友会と市の職員が22日午前6時すぎから飲食店の周辺を捜索したところ、店の裏手の竹やぶに潜んでいたツキノワグマ1頭を発見したということです。住宅の近くだったため、猟友会がその場で射殺しました。射殺されたクマは体長約1.3メートル、体重約100キロの大人の雄だということです。市役所には先週からクマの目撃情報が寄せられていたほか、今回、荒らされた飲食店は13日にも同様の被害に遭っていて、市が防災無線などで注意を呼び掛けていました。一連のクマの出没によるけが人はないということです。

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