早くも冬支度 恒例“アカマツのこも巻” 栃木[2016/10/23 16:09]

 早くも冬支度が始まっています。栃木県大田原市では、冬の到来を前にアカマツのこも巻き作業が行われました。

 こも巻きは、毎年10月下旬の「霜降」に合わせて行われ、冬の間にマツ食い虫などの害虫からアカマツを守る大切な作業です。23日は暖かい陽気となりましたが、市内の下侍塚古墳には市役所の職員や地元の小学生など総勢70人が集まりました。樹齢100年以上、幹の太さ80センチ以上あるアカマツに、50センチ幅のわらで編んだこもを数人がかりで丁寧に巻いてゆきます。このこもは、来年3月の啓蟄(けいちつ)の日に外され、焼却処分されます。

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