「助かります」鳥取の被災地にボランティア続々と[2016/10/24 11:46]

 鳥取県中部を震源とする強い地震で震度6弱を観測した鳥取県倉吉市では、発生から3日経ち、続々とボランティアが訪れています。

 (社会部・吉田遥記者報告)
 倉吉市にある施設では24日からボランティアの受け入れが始まっていて、多くの人が訪れています。市内では早速、ボランティアによる復旧作業が行われていました。
 住民:「(ボランティアが)早く来て下さいました。若い方ばかりで、力のある方ばかりで助かります」
 ボランティアセンターには自宅や店の片付けをしてほしいなど約120件の要望が来ていて、朝から地元の高校生や県外からのボランティアが作業にあたっています。倉吉市内では屋根にブルーシートが掛かった家が目立ち、家の中が散らかったままになっている住宅も多くあります。床が外れたり家具が倒れるなどしていて、高齢者が住む家を中心にボランティアの需要が高いということです。倉吉市では24日から小中学校の授業を再開させるなど、通常の生活に近付けようとしていますが、まだまだ人手を必要としている住民が多くいそうです。

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