五輪会場の見直し 4者協議は“事務レベル”から[2016/10/24 23:43]

 丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は競技会場の見直し問題で、来月に開催される都、政府、組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)による4者協議について、まずは事務レベルでの会合になるとの見通しを示しました。

 丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣:「(バッハ会長からは)テクニカルな議論にふさわしい人を出して下さいという要請を頂きました。テーブルの上に知恵を出し合って議論できるような人材を送り込む」
 自衛隊体育学校を視察した丸川大臣はこのように述べ、来月に開催される4者協議について、バッハ会長からテクニカルな議論ができる人材を出席させてほしいとする要請があったことを明らかにしました。4者協議はバッハ会長が小池都知事と会談した際に提案したもので、東京大会の会場の見直しなどについて議論されることになっています。小池知事はボート・カヌー競技などの会場の見直しについて今月中に東京都の案をまとめるとしていて、それをもとに4者協議で議論が行われるとみられます。

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