豊洲市場で設計会社側が説明「耐震性に問題はない」[2016/10/26 00:05]

 豊洲市場の建物の安全性を検証する東京都のプロジェクトチームの会議で、設計会社側が「耐震性に問題はない」と説明しました。

 水産仲卸売場棟について、構造計算書では一部のコンクリートの床の厚さが10ミリでしたが、実際には150ミリあり、重さが増加した分、耐震性に問題があるとの指摘が出ていました。設計会社の担当者は、計算書に書かれていた10ミリは「入力ミス」としたうえで、厚さが150ミリでも増える重さは総重量の0.6%で、耐震強度に影響はないと説明しました。また、床が耐えられる重さが少ないとの指摘にも「想定よりゆとりがある」として安全性に問題はないとしました。

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