三笠宮さま ご逝去 百合子さまがみとられる[2016/10/27 11:46]

 東京都内の病院に入院していた昭和天皇の弟・三笠宮さまが27日朝、心不全のため亡くなられました。100歳でした。入院されていた東京都内の病院から報告です。

 (社会部・力石大輔記者報告)
 三笠宮さまのご遺体を乗せた棺(ひつぎ)は、午前11時すぎに玄関を後にしました。近くに住む人や通院している人が足を止め、なかには手を合わせている人の姿も見られました。宮内庁によりますと、5月16日、三笠宮さまは急性肺炎と診断され、聖路加国際病院に入院されていました。その後は4週間ほど抗生物質が投与されて肺炎の症状は改善されましたが、高齢によって心機能が低下したため、6月中旬ごろからはその回復に向けた治療が行われていました。これまで容体は安定していましたが、27日午前7時40分ごろ急変し、心臓の動きが弱くなったということです。三笠宮妃・百合子さまが26日から同じ聖路加国際病院に検査入院していて、急変の一報を聞き、すぐにベッドのそばまで駆け付けられ、三笠宮さまはその後、27日午前8時34分に亡くなられました。

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