“毒薬”筋弛緩剤1本なくなる 茨城の病院で盗難か[2016/10/29 17:39]

 茨城県古河市の病院で、毒薬に指定されている筋弛緩(しかん)剤がなくなっていることが分かりました。

 警察によりますと、28日午後3時半ごろ、古河市の友愛記念病院から「保管場所に保管していた筋弛緩剤24本のうち1本がなくなっている」と通報がありました。筋弛緩剤は手術の際などに筋肉の動きを弱めるために使われ、法律で毒薬に指定されています。なくなった筋弛緩剤が院内で見つからなかったため、病院側は盗難の可能性もあるとして週明けにも被害届を出すということです。警察は筋弛緩剤がどのように保管されていたかを確認したうえで、何者かが持ち出した可能性があるかどうか慎重に調べています。

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