マイコプラズマ肺炎の患者数 過去10年間で最多[2016/11/02 08:02]

 発熱や咳(せき)が長引くなどの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」が各地で広がっていて、1医療機関あたりの患者数が過去10年間で最多となったことが分かりました。

 国立感染症研究所によりますと、先月23日までの1週間に全国の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は758人でした。1医療機関あたりの患者数は1.61人で、2006年以降で最も多いということです。都道府県別では、岐阜県が6.6人と最多で、群馬県、奈良県と続きます。主な症状は乾いた咳や発熱ですが、重症化すると肺炎になるケースもあります。飛沫(ひまつ)感染などで広がるため、厚生労働省は手洗いやうがいをするよう呼び掛けています。

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