西之島、上陸して見た“最新の表情” 測量船が帰還[2016/11/08 11:57]

 噴火によって拡大した小笠原諸島の西之島で上陸調査をしていた海上保安庁の測量船が帰港しました。現地で撮影した最新映像では珍しい鳥の群れなどが確認できます。

 測量船「昭洋」は18日間にわたって西之島周辺の水深や海岸線を詳しく調べたほか、調査員が上陸して新たな海図を作るためのデータを計測しました。帰港した調査員によりますと、海図は半年ほどで完成し、公開されれば日本の領海が70平方キロほど広がるということです。また、今回の調査にはANNも同行しました。国のルールを守って飛ばしたドローンで撮影した最新映像では立ち上る噴気や静かな火口、そして、観察例が少ない希少なアオツラカツオドリが大群で生息している様子などが確認できます。

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