5km圏内 住民バスで避難 泊原発・原子力防災訓練[2016/11/14 11:51]

 北海道電力・泊原発3号機の事故を想定した国の原子力防災訓練が13日から行われています。現地の対策拠点から報告です。

 (山上暢記者記者報告)
 泊原発から約10キロの場所にあるオフサイトセンターです。14日の訓練は泊原発3号機から放射性物質が漏れたという想定で行われています。午前9時から、原発から5キロ圏内の泊村では住民150人をバスで避難させる訓練が行われています。住民は落ち着いた様子で約70キロ離れた札幌市へ避難しました。途中、渋滞が予想される国道の交差点では、看板や警察官の指示による交通整理の訓練も行われました。この後、放射性物質が周辺に及んでいるという想定で、30キロ圏内の住民の避難も始まります。訓練は約1万4000人が参加し、外国人観光客の誘導なども行われます。

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