梅毒の患者数が初めて3000人を超えて過去最多を更新していることを受け、厚生労働省が早めに検査を受けるよう呼び掛けています。
国立感染症研究所によりますと、今年に入ってから11月6日までの梅毒の患者数は3316人と初めて3000人を超え、過去最多を更新しました。20代前半など若い女性の患者数が急増しています。梅毒は性的な接触などで起きる細菌性の感染症で、体に赤い発疹が出たり症状が重くなると臓器の障害につながる恐れもあります。厚労省はアニメのキャラクターを使ったチラシなどを作り、医療機関で早めに検査を受けるよう呼び掛けています。
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