仙台空港が一時閉鎖 欠航相次ぎ利用客に混乱も[2016/11/22 11:47]

 仙台空港では津波警報によって周辺に避難勧告が出され、空港の利用客は一時、身動きが取れない状態となりました。

 (熊谷博之アナウンサー報告)
 仙台空港2階の出発ロビーでは現在、払い戻しや変更の手続きのために50人ほどが並んでいます。この列は22日午前10時ごろには業務を停止したということもあり、500人以上の人であふれ返っていました。また、滑走路閉鎖の影響で大阪伊丹、福岡など午前11時現在、合わせて37便が欠航となっています。このなかに、広島へ修学旅行に向かう高校2年生がいて、話を聞くと「欠航になってしまい、家族の迎えなどを待っています。予定が延期になってしまい、とても残念です」と話しています。また、ある旅行客は「5年前の震災のことを思い出して怖くなりました」と話していました。現在、地震発生から時間が経ち、徐々に平常時に戻りつつあります。

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