横須賀市長の答弁巡る市議会の刑事告発を検察が受理[2016/11/29 23:56]

 横須賀市議会は、吉田雄人市長が証人喚問で虚偽の答弁をしたとして刑事告発していましたが、検察がこの告発を受理しました。

 神奈川県横須賀市の市議会は、吉田市長が市の記念事業で帆船「日本丸」を招致した際などに不透明な市政運営をしたとして、百条委員会を設置して調査していました。吉田市長は去年10月と今年8月の証人喚問で日本丸の船長とのやり取りを説明しましたが、日本丸側への聞き取りなどから、委員会は説明が虚偽の答弁だったと認定しました。地方自治法では、百条委員会で虚偽の答弁があった際は刑事告発することが義務付けられています。市議会は賛成多数のうえで15日に刑事告発していましたが、29日に横浜地検はこの告発を受理しました。吉田市長は、刑事告発を受けて「故意に事実をねじ曲げたことはない」とコメントしています。

こちらも読まれています