「競技団体の意向一致が重要」 会場見直しで横浜市[2016/12/01 11:48]

 東京オリンピックでバレーボール会場の候補に残っている横浜アリーナについて、横浜市が会見を開き、「競技団体とIOC(国際オリンピック委員会)の意向が一致していることが重要」との考えを示しました。

 横浜市スポーツ振興部・岡田展生担当部長:「国際競技団体、日本の競技団体、さらにはIOCの皆様が一致して気持ち良くスポーツができるような環境を整えて下さい。一致していないので、一致して下さい。競技団体さんとの今までの関係も継続していきたいと思っております」
 東京オリンピックのバレーボールの会場を巡っては、東京・江東区に有明アリーナを建設するか横浜アリーナを改修して使うかが検討されています。1日午前に横浜市が緊急で会見を開き、「競技団体とIOCの意向が一致していることが重要」との考えを示しました。また、アリーナ周辺の民間の土地の利用や周辺道路の封鎖に伴う問題については、東京都と組織委員会に対応してもらいたいと主張しました。市はこれまで東京都に、この意向を文書で提出していました。午後にもIOCの委員などが横浜アリーナを視察する予定です。

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