昨年度の中央卸売市場会計の認定を否決 都議会[2016/12/05 20:05]

 豊洲市場に盛り土がなかった問題で、東京都議会の公営企業会計決算特別委員会は昨年度の中央卸売市場会計の認定を否決しました。

 豊洲市場を巡っては今年9月、建物の下に盛り土がされず、地下空間が設置されていることが分かりました。都はそれまで「敷地全体に盛り土をしている」と議会などで嘘の答弁を続けてきました。5日の公営企業会計決算特別委員会では、盛り土がなかった問題などを受け、最大会派の自民党以外が中央卸売市場会計の認定に反対するなどしたため、否決されました。行政運営への影響はないということですが、市場会計が不認定になるのは異例のことです。委員会で、公明党の議員は「予算の説明と執行状況が異なっていた」などと厳しく批判しました。自民党側は意見表明を留保しています。

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