温室効果ガス 国内の排出量が2年連続で減少[2016/12/06 10:31]

 2015年度に国内で排出された温室効果ガスの量が2年連続で減少したことが分かりました。

 環境省によりますと、2015年度に排出された二酸化炭素などの温室効果ガスの量は速報値で13億2100万トンで、前の年度と比べて3%減少しました。2年連続で減少したのは2009年以来です。省エネや再生可能エネルギーの導入が進んだことに加え、冷夏や暖冬だった気象条件や原発の再稼働が主な要因とみられています。一方で、非常に強い温室効果を持つHFCと呼ばれる代替フロンの排出量は10.2%増えて360万トンでした。政府は温室効果ガスについて、2030年度までに2013年度と比べて26%削減する目標を掲げています。

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