茨城で鳥インフル2例目 野鳥から養鶏への感染警戒[2016/12/06 19:59]

 水戸市の湖で死んでいたユリカモメから鳥インフルエンザウイルスが検出されました。茨城県内では今シーズン2例目となります。

 茨城県によりますと、6日午前9時半すぎ、水戸市の千波湖の岸辺で、死んでいるユリカモメが見つかり、検査をしたところ、H5型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。ウイルスが毒性の強い高病原性の疑いもあり、鳥取大学でさらに検査が行われるということです。環境省は、発見場所の周囲10キロを野鳥の監視重点区域に指定して、死んだり弱ったりした鳥がいないか警戒します。茨城県内での鳥インフルエンザウイルスの検出は先月29日に続き、今シーズン2例目です。県は養鶏農家に野鳥除けネットがきちんと張られているかなどの確認を呼び掛けています。

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