東アジアの組織犯罪どうする 各国が集まり会議[2016/12/06 23:46]

 違法薬物の密売など組織犯罪について最新の情勢を話し合うため、東アジア地域の各国から治安当局の代表者が来日し、国際会議が開催されました。

 警察庁・坂口正芳長官:「(違法薬物の密売など)これらの犯罪はしばしば国境を越えて敢行されており、その対策にあたっては国際的な枠組みにおける緊密な連携が必要不可欠である」
 東アジア地域組織犯罪対策代表者会議は6日に東京・港区で開催され、中国や韓国など13カ国から来日した捜査幹部約50人が参加しました。警察庁によりますと、違法薬物密売の最新の手口などについて各国の担当者が話し合ったということです。また、日本側からは5月に全国のATMから約18億円が不正に引き出された事件について説明があり、国境のないサイバー空間での組織的な犯罪をどう防ぐかなども話し合われたということです。

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