東山動植物園を消毒 コクチョウ、鳥インフル感染か[2016/12/07 10:30]

 名古屋市の東山動植物園で鳥インフルエンザに感染した疑いのあるコクチョウが見つかり、消毒作業が行われました。

 6日、東山動植物園で飼育されていたコクチョウが死んでいるのが見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応が出ました。これを受けて7日朝から、コクチョウが飼われていた池やその周辺などで防護服を着た作業員が消毒を行いました。東山動植物園は7日は営業していますが、一部の展示施設が閉鎖されているほか、野鳥と接触しないよう鳥の隔離も行われています。また、来園者は靴を消毒するようになっています。死んだコクチョウの詳しい検査は鳥取大学で行われ、1週間ほどで結果が出るということです。東山動植物園では61種類、約240羽の鳥が飼われていて、詳しい検査の結果を待って営業をやめることなども視野に対策を進めるとしています。

こちらも読まれています