車椅子バスケ会長「横浜アリーナ考えていない」[2016/12/07 23:46]

 2020年東京大会の競技会場問題で焦点になっている横浜アリーナについて、日本車椅子バスケットボール連盟の玉川敏彦会長は「一切、考えていない」と話しました。

 東京オリンピックでバレーボール会場として新たに造る計画の有明アリーナは、パラリンピックでは車椅子バスケットの開催が予定されています。車椅子バスケット連盟の玉川会長は、見直しを提案している東京都からの連絡はきていないとしたうえで、「横浜アリーナでの開催は一切、考えていない」とコメントしました。その理由として、選手村から遠いうえ、駐車場がないことや車椅子用のエレベーターの設置など、開催のハードルが高いことを挙げています。また、日本国内には、パラリンピックを開催できる会場がほとんどないとして「有明アリーナをユニバーサル施設の象徴にしてほしい」と訴えました。

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