今度はコブハクチョウ…水戸市の湖で鳥インフル[2016/12/08 17:27]

 水戸市の湖で、衰弱したコブハクチョウから鳥インフルエンザウイルスが検出されました。この湖では6日にも鳥インフルエンザの陽性反応が出たユリカモメが見つかっています。

 環境省や茨城県によりますと、8日午前8時ごろ、水戸市の千波湖の中で衰弱しているコブハクチョウが見つかり、まもなく死亡しました。遺伝子検査をしたところ、H5型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。毒性の強い高病原性の疑いもあるため、鳥取大学で確定検査が行われる予定です。この湖では6日にも死んだユリカモメからH5型鳥インフルエンザウイルスが検出されていて、現在、確定検査が行われています。環境省は引き続き、周囲10キロを野鳥の監視重点区域に指定して、死んだり弱ったりした鳥がいないか警戒しています。茨城県内での鳥インフルエンザウイルスの検出は今シーズン3例目です。

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