常磐線 福島・宮城間が再開  式典に安倍総理出席[2016/12/10 17:42]

 東日本大震災の津波の被害で不通になっていた常磐線の福島県と宮城県を結ぶ区間が10日に運転を再開しました。開通の式典には安倍総理大臣も出席しました。

 安倍総理大臣:「本日は新地駅の新たな駅舎の完成、そして、浜吉田−相馬間の運転再開、誠におめでとうございます」
 福島県の相馬駅から宮城県の浜吉田駅を結ぶ約23キロが10日に再開されたことで、震災後5年9カ月ぶりに福島−宮城間がつながりました。常磐線は、福島県内の36キロほどの区間がまだ不通で、全線開通は2019年度末になる見通しです。また、安倍総理は記者団に対し、福島第一原発の事故で現在、立ち入りが原則禁止になっている帰還困難区域について、今月中に復興に向けた基本指針を策定し、閣議決定する考えを明らかにしました。

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