世紀の大発見か…鳥取市で古代の“女子群像”発見[2016/12/16 05:57]

 鳥取市の遺跡から墨を使って板に女性を描いた絵が見つかりました。7世紀末から8世紀初頭に描かれたとみられ、古代の「女子群像」としては、国宝の「高松塚古墳壁画」に次いで2例目の出土です。

 鳥取県埋蔵文化財センターは、鳥取市の「青谷横木遺跡」から墨で描いた女子群像の板絵が見つかったと発表しました。古代の女子群像としては、国内では国宝の高松塚古墳壁画に次いで2例目だということです。板は長さが70センチ、幅が15センチで、女性が6人描かれていて、7世紀末から8世紀初頭のものとみられています。板絵は朝鮮半島や中国大陸の影響を受け、古代の東アジア世界の文化交流を検討するうえで貴重な資料になる可能性が高いということです。

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