火の勢い未だ衰えず 住民に広がる不安…避難所は[2016/12/22 17:06]

 新潟県糸魚川市の市街地で大規模な火災が発生し、現在も消火活動が行われています。住民の避難所となっている糸魚川市民会館から報告です。

 (山崎薫子アナウンサー報告)
 火災現場から糸魚川駅をはさんだ反対側、約300メートルほどの所にある糸魚川市民会館の3階が避難場所になっています。5分ほど前からおにぎりや豚汁、ミカンやバナナ、パンなどが支給されている状況です。避難所には、本町地区や大町2丁目など、実際に火元となっている所の近くの人たちがいます。22日午後3時50分現在、65人、43世帯の人たちが避難に来ています。話を聞いてみますと、「実際に被害に遭って家がなくなってしまった」と静かに話す人や、妹さんが火災現場の近くたっだので急いで来たという人もいました。現在、市の職員が対応にあたっていますが、なかには保健師の人もいて、メディカルチェックなどを受けています。血圧や体温を測るほか、着の身着のまま避難所に来たという人もいるので、服用している薬などを確認しているということです。この避難所には、けがをしている人ややけどをしている人などの情報は入っていません。

こちらも読まれています