心臓移植が必要な2歳の男の子 両親が募金訴え[2016/12/23 08:03]

 難病の拡張型心筋症で心臓移植が必要な2歳の男の子の両親が、募金への協力を訴えました。

 茨城県土浦市の稲本啓ちゃんは難病の拡張型心筋症で、体に十分な血液や酸素を送り出すことができないため、心臓の移植出術を受ける必要があります。
 啓ちゃんの母親:「悲しくてつらくて悩みましたが、啓が弱っていくのを見ていることは耐え難く、啓の命を諦めたくないと移植への道を決心しました」
 両親によりますと、啓ちゃんは出生後すぐに心臓に異常が見つかって、子ども用の補助人工心臓を付けて生活しています。国内での幼児の心臓移植は6年間で4例のみと少なく、今後、アメリカの病院で移植の機会を待つことが決まっていて、手術費や渡航費などに3億円以上が必要だということです。

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