皇居で「春飾り」の準備が大詰め 伝統の正月用盆栽[2016/12/27 17:09]

 皇居では春飾りの準備が大詰めを迎えています。

 この春飾りは、紅白のウメ、クロマツ、ササ、フクジュソウなど縁起物の草木をあしらった伝統の正月用盆栽です。12月上旬から作業を始め、開花時期を調整しながら最後に苔(こけ)を張り、砂を敷いて仕上げます。ウメも古いものは樹齢150年を超えるものが使われています。この時期、寒暖が微妙に変化するなかで、いかにウメの花を最も見頃の三分咲きにして新年を迎えるかが職人の腕の見せ所だということです。30日から皇居の宮殿や御所のほか、東宮御所などに飾られます。

こちらも読まれています