茨城で震度6弱 気象庁「1週間程度は注意が必要」[2016/12/29 05:50]

 28日夜、茨城県北部で最大震度6弱の地震を観測しました。気象庁は「今後、1週間程度は同じ程度の地震に注意が必要」だと呼び掛けています。

 気象庁・青木元地震津波監視課長:「揺れの強かった地域では、きょうの地震発生から1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意して頂くようお願いします」
 午後9時38分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、茨城県高萩市で震度6弱を観測したほか、東北から関東の広い範囲で震度4以上の揺れを観測しました。震源の深さは11キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定されています。気象庁はこの地震が「東日本大震災の余震とみられる」と発表しました。また、「東日本大震災で大きな揺れを観測した地域では全体的に地震活動が活発で、今後も規模の大きな地震が起きる可能性があり、引き続き注意してほしい」と呼び掛けています。茨城県内で震度6弱以上の揺れを観測したのは、東日本大震災直後の2011年4月以来です。

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