震度6弱の茨城・高萩市 約200世帯で一時断水[2016/12/29 05:51]

 28日夜、最大震度6弱を観測した茨城県高萩市から報告です。

 (社会部・古武家朋哉記者報告)
 地震発生から8時間が経ちました。29日になってからも数回、揺れを感じました。市の中心部にある総合福祉センターが避難所になっています。
 避難してきた人:「寝てたからグラグラってきた。そんなの関係なしに裸足で逃げた」
 高萩市の災害対策本部によりますと、中学校の体育館の窓ガラスが割れたり福祉施設の壁にひびが入るなどの被害が報告されていますが、今のところ、家屋の倒壊は確認されていません。また、高台にある石滝団地では水を吸い上げるポンプに電気を供給する電線が切れたため、約200世帯で一時、断水しました。午前3時前に復旧したということです。茨城県ではこの地震で40代の女性と60代の男性の2人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。この地震で常磐道の日立南太田インターチェンジからいわき勿来インターチェンジの間で安全点検のため、一時、通行止めになりましたが、約3時間後に解除されています。地震があったのが夜だったため、市は明るくなってから山間部などを回って詳しい被害の状況を確認することにしています。

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