15キロ前後の断層ずれたか 茨城県北部の震度6弱[2016/12/30 05:50]

 28日に茨城県北部で最大震度6弱を観測した地震について、国の地震調査委員会は、15キロ前後の断層がずれ動いた可能性があるという見方を示しました。

 国の地震調査委員会は臨時の会議を行い、茨城県北部を震源とし、茨城県高萩市で最大震度6弱を観測した地震についての評価結果をまとめました。茨城県北部では28日の地震以降、30日午前5時までに震度1以上の揺れが24回、起きています。地震調査委員会によりますと、これらの地震は北北西から南南東方向に延びる約15キロの範囲のなかで起きていて、今回の地震を引き起こした断層の長さも15キロ前後と推定できるということです。平田直委員長は「東日本大震災の余震は減少してきてはいるものの、今後も長期間にわたって規模の大きな地震に注意が必要だ」と話しました。

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