「もんじゅ」など廃炉決定の施設 作業部会設置へ[2017/01/06 20:05]

 文部科学省は、高速増殖炉「もんじゅ」など廃炉が決まった施設の除染や解体を着実に進めるため作業部会を設置することを決めました。

 文科省の原子力科学技術委員会で新設されることが決まった施設廃止措置作業部会は、もんじゅなど廃炉や廃止が決まった原子力研究開発機構の施設について、安全に作業を進めるための議論を進めます。原子力機構は、もんじゅについて、4月をめどに廃炉に向けた計画を策定する方針で、作業部会は3月までに報告をまとめる予定です。また、原子力科学技術委員会は、福島第一原発など廃炉となる原発や老朽化した原子力施設を、今後の研究開発にどう生かすかを議論する研究開発基盤部会の設置も決めました。

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