2020年国際線増加見据え 羽田第2大改修・活用へ[2017/01/07 17:48]

 羽田空港で、3年後の東京オリンピックに向けて国内線の第2ターミナルを国際線にも使えるように大規模な改修工事を行うことが分かりました。

 国土交通省は、2020年までに国際線の年間発着回数を去年の約1.7倍の9万9000回にまで増やす方針です。その場合、国際線ターミナルだけでは対応できないため、現在、全日空やエア・ドゥなどが乗り入れている第2ターミナルを国際線にも活用します。関係者によりますと、ターミナルの一部を2階建てから4階建てに増築して、入国審査などの施設や免税店を作ります。今年春までに設計を行って工事を始める予定ですが、便によっては利用するターミナルが異なるため、乗客の混乱を防ぐ対策が今後の課題となります。

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