「老舗の味を弁当から…」大火で全焼の料亭が復活へ[2017/01/09 18:50]
あの大規模火災から2週間余り。全焼した老舗料亭が復活への一歩を踏み出しました。
新潟県糸魚川市と新潟県上越市を結ぶローカル鉄道のリゾート列車で、昼食として提供されたお弁当。作ったのは去年の12月22日、糸魚川市の大規模な火災で全焼してしまった老舗料亭「鶴来家」です。店をなくしたショックを乗り越え、火災後、すぐにプレハブの仮設調理場を設置し、再建の準備を着実に進めてきました。
鶴来家・青木孝夫さん:「万感の思い。いよいよこれから始まるという気持ち。やっとここまで来た。まずは老舗の味を弁当から」
乗客:「被災して大変だと思うが、長年続いた老舗なので、これからも頑張ってほしい」
鶴来家の弁当は、来月12日からの毎週日曜日の便で提供されます。