弁護士ら横浜市教委に再検証求める 原発避難いじめ[2017/01/10 11:56]

 福島の原発事故で横浜市に避難した男子生徒がいじめを受けた問題で、弁護士らが市の教育委員会に再検証を求めました。

 横浜市に自主避難した男子生徒(13)は、小学校で名前に「菌」を付けられるなどいじめを受けました。また、同級生に「賠償金があるだろ」と遊ぶ金を求められ、150万円ほどを渡しましたが、この金銭の問題についてはいじめと認定されていません。10日、男子生徒の弁護士が金銭の受け渡しについてもいじめと認めるよう市に再検証を求める要望書を提出しました。男子生徒は「何もできず、怖くて、いじめが起こらないようお金を出した」などと市長宛てに手記を書いたということです。

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