増える高齢ドライバー事故防ぐ 有識者会議設置へ[2017/01/12 23:47]

 高齢ドライバーの交通事故を防ぐため、警察庁が有識者会議を設置することが分かりました。

 交通事故の死亡者数は去年、67年ぶりに4000人を下回るなど減少傾向にありますが、高齢の運転者による死亡事故の割合は、10年前と比べてほぼ倍増しています。こうしたことを背景に、高齢ドライバーによる事故を防止するため、警察庁が16日に有識者会議を開くことが分かりました。内閣府の調査では、運転免許を持つ高齢者について、身体機能のチェック強化を求める人の割合が7割以上でした。有識者会議では、視力の衰えといった身体的な要素を踏まえた対策が議論され、6月には提言がまとまる予定です。

こちらも読まれています