首都直下地震に備え…地域の高校生らが都内で訓練[2017/01/15 21:45]

 首都直下地震が起きた時、被災者の救助活動に協力するために、地域の高校生や高齢者などが東京・渋谷区の消防学校に集まって訓練をしました。

 訓練では、東京を震源とする震度6以上の地震で建物が倒れて火事が起きるなど、都内で大きな被害が出ている状況が想定されました。地域の高校生や高齢者など60人以上が参加して、消防隊の指示のもと、倒れた建物の一部をのこぎりで切って中に取り残された人を救助する訓練をしたり、助け出した人への心臓マッサージの方法などを確認しました。首都直下地震では、大きな被害が各地で一斉に出ると予想され、消防隊の数が足りなくなるとみられています。東京消防庁は「地域の支援は不可欠で、少しでも被害を少なくするために協力してほしい」と話しています。

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