放課後児童クラブ利用できない…待機児童が過去最多[2017/01/16 17:42]

 両親が共働きしている小学生たちを預かる「放課後児童クラブ」を利用できない待機児童数が去年、1万7000人を超えて過去最多だったことが分かりました。

 放課後児童クラブは、両親が共働きしている小学生たちを放課後に児童館などで預かって面倒をみる自治体などの取り組みです。厚生労働省によりますと、去年5月の時点で放課後児童クラブを利用していた小学生は約109万3000人いて、これまでで最も多かった前の年から7万人ほど増えました。一方、利用したくてもできなかった待機児童も1万7000人を超えて過去最多となりました。厚労省は「ニッポン1億総活躍プラン」に基づき、2018年度末までに施設を整備したり職員の数を増やすなどして、待機児童の解消を図るとしています。

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