私立高校などの奨学金制度を拡充 小池知事が決断[2017/01/17 05:55]

 東京都の小池知事は私立高校に通う生徒の保護者負担軽減のため、年収が760万円未満の世帯に国の制度と合わせて平均の授業料に相当する額を補助することを決めました。

 私立高校などの特別奨学金制度はこれまで、年収が760万円未満の世帯を対象に段階的に行われてきました。都はこれを拡充し、国の就学支援金制度と合わせて私立高校の平均授業料に相当する44万2000円までを一律に補助することを決め、2017年度の予算案に計上します。
 小池都知事:「私立高校などに在学する生徒の保護者の経済的負担を軽減するということで、授業料の一部軽減制度を拡充します」
 都民であれば都外の私立学校に通う生徒の世帯も対象となります。予算規模は80億円で、約5万1000人の生徒を想定しています。

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