自転車の安全運転啓発 東京都と業界団体が連携[2017/01/17 23:50]

 自転車販売店が購入者に交通ルールを守るよう啓発することを義務付けた条例の施行を前に、東京都の小池知事は、業界団体などと連携して「死亡事故を1件でも減らしていく」と述べました。

 小池知事:「(死亡)事故を1件でも減らしていこうということで、去年、条例の改正を行いました。販売店での心のこもった啓発がさらに実施され、効果を持つようサポートしていくことが重要」
 東京都内で、去年1年間に自転車に乗っている時に事故に遭って死亡した人は36人に上ります。死亡事故の6割で自転車側に違反があり、交通ルールを守ることが死亡減少につながるとして、都は去年、条例を改正し、販売店に対して購入者への交通ルールの啓発を義務付けました。来月の条例の施行を前に、都は業界団体と協力して都内すべての販売店に交通ルールなどをまとめたチェックシートを配布することにしています。

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