日本将棋連盟の谷川浩司会長 辞任を表明[2017/01/19 00:05]

 日本将棋連盟の谷川浩司会長は、将棋ソフトを巡る混乱の責任を取る形で辞任することを明らかにしました。

 日本将棋連盟・谷川浩司会長:「将棋ファンの皆様、主催者協賛社の皆様、そして、三浦弘行九段に誠意を伝えるには私が会長を辞任するのが一番という結論に至りました」
 将棋連盟は去年、対局中にソフトを不正に使用した疑いで三浦九段を出場停止の処分にしましたが、第三者委員会が「不正の証拠はない」と結論付けました。谷川会長は対応に不備があったことを認めたうえで、「大きな責任を感じている」として任期途中で辞任することを表明しました。19日の理事会で承認され、次回の臨時総会で正式に退任します。一方、三浦九段は「早く将棋界が正常に戻ることを期待しています」とコメントしています。

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