小中学校の給食実施率が過去最高に 文部科学省[2017/01/19 08:02]

 文部科学省が全国の学校給食の実態調査を発表し、小中学校の給食実施率が過去最高の94.9%になりました。

 これは文科省が2015年5月時点で、全国の国公私立の小中学校約3万2000校を対象に調査したものです。給食を実施しているのは全国の小学校の99.1%で、中学校では88.1%でした。歴史的に給食用の設備を校内に設置してこなかった神奈川県の公立中学校が25.7%と低いものの、全国的に見ると保護者の要望を受けた自治体や学校の取り組みが進みました。一方、給食費の一人あたりの月額の平均は小学校で4301円、中学校は4921円でした。食材価格の上昇を背景にいずれも過去最高額を更新しました。

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