森田千葉県知事「仮設の運営費は組織委」改めて表明[2017/01/19 21:42]

 千葉県が東京オリンピック・パラリンピックに向けた経費を公表し、仮設施設の整備費用などについて追加の負担をしない考えを強調しました。

 千葉県は19日、東京オリンピック・パラリンピックに向けて2014年度から2020年度までにかかる県内の経費について、去年の試算と変わらず最大で180億円になる見通しを明らかにしました。試算には仮設施設の整備費用は含まれておらず、新たに開催が決まったサーフィン競技のための整備費用や観光客受け入れに向けたトイレの整備費用などが新たに盛り込まれました。都と国と組織委員会は開催費用を含む役割分担の見直し協議を進めることにしていますが、森田知事は、受け入れ時の原則通り、仮設施設の整備費用などを負担することがないよう改めて求め、今後も予算を拡充する考えがないことを強調しました。千葉県では、サーフィンやレスリングなど8つの競技が行われる予定です。

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