ニホンジカと電車の接触事故相次ぎ、JRが檻を設置

　相次ぐニホンジカと電車の接触事故を受けて、檻（おり）が設置されました。

　山梨県甲州市内の山の斜面沿いに年々、増加するニホンジカやイノシシを捕獲するための檻が設置されました。JR東日本としては初の取り組みということです。JR東日本によりますと、去年4月から11月までに山梨県内を走る電車にニホンジカが衝突する事故が50件以上、相次ぎました。これを受けてJR東日本は、線路沿いに捕獲用の檻を設置しました。「遅延の理由となる野生動物との事故を少しでも減らしていきたい」としています。今後、成果が上がれば檻の数を増やしていく方針です。