性犯罪被害者に配慮した医療施設を新登録 埼玉県警[2017/01/24 07:02]

 埼玉県警は、性犯罪被害者の心情に配慮した診察などを行う医療施設を新たに36施設を登録しました。

 「埼玉県被害者支援推進医療施設」は、性犯罪の被害者が妊娠の検査や犯人につながる証拠採取などの医療を安心して受けられるように埼玉県警が登録を進めているものです。県警は23日、新たに登録される医療施設の代表者に委嘱状と看板を手渡しました。登録された施設では、一般の患者と接しないように個室で対応したりプライバシーを考慮して名前を呼ばないなど、性犯罪被害者に寄り添った診察を行います。埼玉県では、これまでに57の医療施設が登録されています。県警はさらに数を増やして、性犯罪被害者のケアを充実させるとしています。

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