アクアライン 料金割引で約1155億円の経済効果[2017/01/26 21:47]

 千葉県は、東京湾アクアラインの通行料金の割引の継続で観光消費などが増え、首都圏への経済効果がこの2年半で約1155億円に上るとの推計を発表しました。

 東京湾アクアラインの普通車の通行料金は片道3090円ですが、ETC(自動料金収受システム)を搭載すれば800円で走行できます。割引は、2009年から社会実験として始まり、千葉県と国が費用を負担して継続されています。森田健作知事は26日の会見で、割引の継続によって観光消費や企業の設備投資などが増えたことから、首都圏への経済効果がこの2年半で約1155億円に上るとの推計を発表しました。去年の交通量は一日あたり4万4000台で、割引を始める前に比べて約2.1倍増えているということです。森田知事は「人口が増加したほか、新たな雇用が生まれるなど経済の好循環が生み出されている」としています。

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